【ヲタ話】Adobe MAX 2007に行ってきました。

今日は会社の研修。東京お台場で開催される、Adobe MAX 2007へ。

このセミナー、どちらかと言うとデザイナー/開発者向けで。
開発から社内とらばーゆしてすでに数年経っている私には、ちょっと不安な研修でした。

・・・でもまあ、各セッションの内容がどれだけ理解できたか、はともかくとして。
基調講演からして、新しい驚きの連続でした。

特にびっくりしたのは、Adobe AIRのRIA(Rich Internet Application)ですね。

buzzwordという文書管理ツールをデモで見せてくれたんだけど。
ブラウザ内で動作して、ネットにあるサーバー上で動作するアプリケーションと、AIRで作ったアプリをローカルPCにインストールしたRIAとが、ほぼ同じ操作性をもっていた。
しかも、簡単にネット上のDBに変更が反映されていた。

驚くことに、このローカルで動作するRIAは、サーバー上で動作するアプリケーションのコードを流用できたとはいえ、一人が数日でコーディングしてしまったという。

もう一つは、コード名"Thermo"とよばれるアプリケーション。
デザイナがPhotoshopとかで作成した、アプリのUIサンプルをインポートして、ちょっとした操作、それも特にコーディングをしないで、さくさくっとRIAができていく。
しかも、(AIRだから)アプリケーションはXMLで記述されているのだけれど、そちらのコードもダイナミックに変更されていく。
・・・ここまでくると、デザイナと開発者のコラボがすごく簡単に・・・てか、デザイナと開発者の違いがなくなってくんじゃね?と思った。

他にも幾つかAIRで構築したアプリケーションのデモを見た。
どれもクールでした。楽曲を簡単に作成するアプリとかもあった。音源をインポートして(コーラスとか)、ドラッグアンドドロップで組み合わせるだけで、ミキシングがさっとできてしまう。

あとは、まあ、いろいろ。
ECMA Script ver4(JavaScript2)の話とかあって、新しく追加された機能とか興味深かったが、資料には(簡単ではあったけど)コードが盛りだくさんで、もう脳みそとまってました。

本当は、申し込みをするのが遅くて、受講したいセッション(AIRの基礎とかw)は受けられなかったんだけど・・・それでも、結構面白かった。

以下、「うぁすげぇ」と思った点を箇条書きで。

  • 受講票がEdyカードになってた。しかも、このAdobe MAX 2007が終了したら、普通のEdyカードとして使えるんだって。ありがたく使わせてもらう。
  • 基調講演とか、講師が英語の時は、受講者全員に同時通訳受信用のデバイス(簡単なレシーバ?)が配られた。Bluetooth
  • すべてのセッションが終わった後、来場者に対して飲み物とバイキングが振舞われた。しかもおいしい。・・・ビールもあったけど、自重しましたよ。だって一応仕事だモノ。

・・・さーて。明日もあるのです。どんな話が聞けるかなー?